しみじみする、騒々しさ

騒々しい、なんて言っちゃ駄目なんだけど、ついついそう思ってしまうもの。……それは、選挙カー。つい先日、選挙の公示があったんで、ここ数日はよくウグイス嬢の声を聞きます。これ、三年前はピリピリしながら聞いてたんだよなぁ。

何せ、当時我が子は生後三か月。寝てる時間がまだまだ多かった。泣き出したのを、オムツ換えて、授乳して、抱っこして。寝入ったのを確かめて、ベビーベッドに寝かせて。

さぁ、私の時間、ちょっとお茶でもーー、って時に聞こえてくると、一気に緊張。「起きないかな、泣かないかな」と、ハラハラして赤ちゃんを見てましたよ。そうだ、選挙事務所からの電話とかはもう、確実に起こされました。

もう、悔しいし、恨めしいし、切ないし。……それでも、関係なく選挙に行った自分はちょっと偉い。いや、当たり前か。今現在は、選挙カーの音が聞こえてもすっかりスルーして遊んでいる息子。たまーに、「なんだ？」と窓の外を見ています。

そうだ、今度の選挙は投票所まで息子を連れて行こう。建物を見せるだけでいいんです。だって、何れ通うことになる小学校だもんね。そんなことを思いつつ、私も「なんだろねー」なんて言いながら、お茶を飲んでます。